3月も中旬が過ぎ、暖かい日が多くなってきた。
こうなるとどうしてもエギングしたい衝動に駆られる。
ただし、海は一か月季節が遅いとはよく言ったもので、まだまだ海水温が低いのが現状だ。
もう一か月は待たないと、普段行くような堤防からイカは釣れない。
いや。海水温が低くても、ある程度釣れるイカがいる。コウイカだ。
聞くところによると、関門でコウイカが釣れているという話を聞いた。
ということで、今回は高浜港に向かう。
関門の潮の流れは、大潮ともなれば川のように流れる。
大事なことは、潮が速い日の潮どまり前後か潮が緩い日を選ぶことが肝心だ。
そんな今日は大潮のため、満潮の10時半周辺で釣行を開始する。
正直エギングでボウズを喰らいたくなかったので、魚種解禁がキャッチコピーのメタルマルを投げる。
水温が低いし、日中ということで海底付近を探っていると...
コンッと何かがぶつかったような感じがした。
海藻かな?
「釣った」というより「釣れた」...いや、「引っかかった」?
とにかくボウズは逃れたので、エギング開始。
コウイカ狙いなので、とにかく丁寧に底を探る。
ときには、ずる引きも効果的である。
柔らかく2段シャクリを入れ、長めの10秒フォール。
そう簡単にはアタリがない。
満潮から下げ始め「やっぱり厳しいのか?」と感じたその時、糸ふけを取ろうとすると違和感があった。
この違和感の瞬間がたまらない。
1秒待ってあわせを入れる。意外とこの1秒が大事なこともある。
釣果はこの一杯だけだったが、春を感じる一杯だった。
釣り場:高浜港
釣行日時:3月14日10時から13時
潮:大潮
仕掛け:YAMASHITAエギ王Liveサーチ、メタルマル