錦江湾内・鹿児島市沖でボートアジング

 季節はもう春、夜の寒さもさほど感じられなくなり、そろそろナイトゲームも気持ちよく楽しめる季節だ。

ボートアジングもシーズンイン。内海である錦江湾内は比較的ナイトゲームもあまり天候風向きに影響されにくい上、アジの魚影もすこぶる多い好釣り場である
 今回、鹿児島市浜町のベイサイド前から出ている釣り船まりあ(竹迫船長)が最近、今シーズンからナイトアジングを始めたとのことで釣友に誘われたので同行させてもらった。

 錦江湾のボートアジングは現状、湾奥エリア主体で数隻出ているが、鹿児島市沖エリアではあまり出ていないので楽しみだ。
 

この日入ったのは市街地対岸の桜島寄りの水深40㍍のエリア。小雨が時折りあるものの風は無く釣りやすい感じ。
 私は胴突きの所謂バチコン仕掛けではなく、図のような遊動シンカーのARリグと言われるタックルを使用。錦江湾ではよく使われている仕掛け。

今回使用したソアレ ディープアジング VC-S606ML-S(シマノ)のティップ部のエキサイトトップはこんな感じでかなり軟らかく、アジの吸い込みなど、繊細なアタリを捉えることが出来、またブランクは軽量でシャキっとしているが、アジが掛かると程よく曲がり、口切れの心配も少ないように感じた!

 

 底まで落としたら軽いシャクリを1〜2回入れて数秒から数十秒ステイ、これをある程度のタナまで繰り返してアジの反応があるタナを探ります。あとはアジかヒットして来た前後のタナを集中して狙うのがセオリーで数を出すコツで、アジがワームを吸い込んだ時の僅かなアタリを拾って即アワセ出来るかがこの釣りのキモだ。
 この日はこの釣りに精通している馬場さんとボートアジングがまだ2回目の中島さんが同船。馬場さんは20〜25cm主体に時折り30cm近いサイズも交じってアジをコンスタントにヒットさせており、中島さんも最初はアタリとアワセのタイミングに戸惑っていた様子だったが次第にコツをつかんだようで、後半はペースよくアジをヒットさせていた。


 この日は30㌢オーバーは出なかったものの、なかなかいい手応えで、鹿児島市沖エリアのナイトアジングゲームもこれから面白くなりそうです。

私も25cm前後を好釣り

ナイトアジングは午後6時出港で午後10時帰港、3人から出船する(出港時間は相談可)。市街地から近いので仕事帰りにも楽しめそうだ。
問い合わせ 釣り船まりあ 080-3436-4906(鹿児島市浜町岸壁出船・桜島フェリー桟橋近く)
 

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