テナガエビのエサ

活エサなら、ミミズゴカイなどを鈎の大きさに合わせて小さく切って付けるが、手軽に手に入るカマボコ魚肉ソーセージを小さく切って付けてもいい。これでも十分に釣れる。

テナガエビの釣り方

ウキ下を釣り場の水深に合わせて調節するが、ウキが水面下に沈む程度に調整するといい。

少しエビがいそうな岩影や障害物の際などにエサを落すと、エビがいるとすぐにエビが出て来たり、ウキに反応が出る。ウキがモゾモゾと動くので、それで喰い付いているのが分かる。

ここで慌てずしばらく待って竿先で聞いてみるとエビの重みが伝わる。ここでまた一呼吸待ってから竿を持ち上げてアワせるが、この時にうまくエビの口にハリが掛かっていないと途中で外れてしまう…。このタイミングがなかなか難しく、23回に1匹の割合いでしか釣り上げることが出来無いことも…。しかし、慣れてくれば案外アワセのタイミングは分かってくる。それにこの繊細さがクセになるほど面白い!

テナガエビを美味しくいただく

テナガエビはとても美味な食材でもある。塩茹でや唐揚げ、素揚げでも美味しい。

まずは綺麗な水道水で泥抜きする。綺麗な水の河川なら数時間でいいが、気になるなら翌日まで。あまり長く置いておくと共食いすることもあるので注意。目安は各自の判断で。

泥抜きしたら日本酒に漬けて冷蔵庫へ入れて締める。

その後、片栗粉を多めに満遍なくまぶしてから流水で汚れを取る。

次に背ワタを取るが、口から爪楊枝などを入れてグルグル回すと取りやすい。

唐揚げの場合、キッチンペーパーなどで余分な水分を取ってから再び片栗粉をまぶして180度前後の油であげる。

少ない油で焼き揚げしてもいい。色が変わり熱が十分に通ったらOK!

海が時化た時や、吹上浜の場合、キス釣りやサーフルアーの帰りなどにちょっと楽しめる釣り。機会があったらぜひ。

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