次週にリベンジ釣行!
次の週、早速リベンジ釣行で再び坊津へ。
上がったのは黒子島の南側にある大きめの離れ瀬、通称スズキ。今回は単独釣行である。南側の水平線には硫黄島、黒島、そしてその後方にはこの日、屋久島の島影も望める。かなり空気は澄んでいるようだ。
この日は瀬上がり時が満潮で釣り始めから下げ潮であったが、数回仕掛けを流すも潮の動きが芳しくない…。
マキエを足元の小さなサラシ際に集中し、サラシの切れ目から瀬際までくまなく探るも、竿1本ぐらいまでのタナではツケエがほとんど残って来る。エサ取りの姿も見えず、潮の動きの悪さに加え、戻って来るツケエを触るとかなり冷たい…。水温も先週より下がっているようだ。
棒ウキで深めのタナを集中して攻めてみる!
正面からの風が次第に強くなり、小さめのウキでは仕掛けのコントロールが難しくなったので3Bの自立棒ウキ遊動仕掛けに変更。4〜6ヒロのタナを細かく探ってみた。
すると強烈な引きの魚がヒット! しかし引きは強いが何か違う…
正体は50cm超のアオブダイ。こちらではハチと呼び、石鯛釣りの外道でよく来る魚だ。
その後も潮が動かない状況が続き、竿は盛んに曲がるものの、ブダイに、ヘダイ、イチノジ、サンノジとニザダイ類も加わり本命ではない魚ばかりがヒット‥。
ようやくクロが来るも…
昼前の潮変わりを期待するも、やはり潮は動かず…。しかし、マキエの中にコッパグロらしい小魚が少し見えた。
すると、サラシの切れ目に浮いていたウキがスパッと消え、小気味良い引きが返ってきた。寄せると姿を見せたのはクロ!
あまり大きくはないが32cm程のオナガグロであった。
これは時合いかと思ったが、チャンスはほんの一瞬だったようで、その後はコッパらしい姿もクロのアタリも出ず、アタリがあっても再びニザダイばかりに…。
この日は午後3時の納竿まで粘ったが、状況は同じで、最後に45cmのまずまずサイズのヘダイでこの日はジ・エンド。
食いは渋いがまだまだチャンスか?
この日はどこも潮が動いておらず他の釣り客も釣果は芳しくなかったようだ。しかし、まだ白子を出すクロが少ないとのことで、水温などの状況次第だが、もう少しは寒グロ狙えるかもと希望を持っている。
2月中に再度リベンジしたい!