2月半ばは天候不順で休日になかなか好天に恵まれなかったが、この日も気圧配置が完全な冬型という天気図から予想して、どこも釣りはできないだろうな〜と思っていたが、一か八かで鹿児島港のゲーム船、日登美丸(電話090-6776-6930)の錦野船長に電話すると、『他にも行きたいお客さんいるし風裏ならコマセ出来るかもと』のことだったので、出かけてみた。

船の揺れは大丈夫!

この日は船長の奥様でもあるカナキャプテンの操船で港を出てすぐの北西風に近い風裏の地寄りへ。錦江湾内なのに海上はこんな感じ…。

しかし、風は強いものの、アンカリングすると思ったより揺れはなく釣りやすい。手早くタックルをセットして釣り開始。仕掛けは今回もいつもと同じだ。

この日の水深は50mと浅めで、潮も少し上げが動いているので、底からハリス分と3m程上のタナから探り始めてみた。

1〜2分待ったところで50cm程誘い下げをかけたところで、グイッと竿先が持ち込まれた。

軽くアワせて巻き始めると、グングンと頭を振り、なかなかの手応え。1投目からアタリにちょっと緊張しつつ巻き上げ、天秤カゴを取ってハリスを手繰ろうとしたところで、フッ…と軽くなってしまった…。

どうやら初っ端からのアタリにアワセが甘っかったか、ハリの掛かり具合が悪かったのか…まずまずの型(多分2kgクラスの真鯛)だったと思われるのに残念…。

さらに暴風、そして白いものも混じり始めるが…アタリは順調!

しかし、マキエが効き始めたのか、数投後またすぐアタリが。小気味好い引きで500g〜800gぐらいの真鯛が連発

なかなか活性は高いようで、他の釣り人にも同型のヒットが続く!

しかし、風はさらに強くなり、予報より早めの雨も。しかもそれが時折白い塊(雹か雪)になり吹き付けてくる。

それでもアタリが続くので寒さを忘れて釣りが面白い。しかも2本バリに一荷も!

後半は風でアンカーが効かず流されたり、風と潮がコロコロ変わり船が回されたりとトラブルもあったが、今回は大型は来てくれなかったが、悪天候の中ながらなかなか楽しめた。天候がよければこのサイズの真鯛なら入れ食いしそうだ。次回は小春日和のいい天候でお願いしたい!

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