ウキ釣りやフカセ釣りに使うガン玉の重さはご存知ですか?釣りでは仕掛けやサシエを狙った層まで沈めるためにオモリを使います。ウキ釣りやフカセ釣りではそれぞれのウキにオモリ負荷が表示されているのでそれを基本に使うことになります。
ガン玉のサイズごとの重さ
では一体ガン玉の重さとはガン玉のサイズによってどのくらい違うのでしょうか?
おおよそ上の表のような重さになります。ただしウキのオモリ負荷表示やガン玉の実際の重さは若干の誤差はあります。
ウキから下に張りをもたせるガン玉使い
ウキ釣りやフカセ釣りでアタリをウキに出しやすくするには、ふたつのことに注意することが必要です。ひとつめはウキの残存浮力を極力なくして少しの抵抗でもウキが沈むように調整すること。もうひとつはウキから下の仕掛けをたわみや折れまがったりしないよう極力一直線にすることです。
ウキの残存浮力をなくすには表示されてるオモリ負荷のとおりにオモリを打てばよいのですが、メーカーによってオモリ負荷表示には誤差があります。自分の使うウキが表示負荷との誤差がどれくらいなのかを釣り場で調べておきましょう。
もうひとつのウキから下を一直線に近くするためには段シズ仕掛けが有効です。潮の流れがあるような釣り場だと、同じBの重さでもBのガン玉ひとつだけだとガン玉を支点に仕掛けがくの字に折れまがります。G3を2か所に分けて打つほうがウキから下の仕掛けがBひとつより直線に近くなります。
潮の流れが速い時や、風が強く道糸が風にあおられて仕掛けのなじみが悪い時などは段シズ仕掛けが有効です。
アタリがないのにエサが取られるような時はウキ下を浅くしたりなどのタナの調整が大切ですが、それでもアタリが出ない時はウキから下の仕掛けの張りを意識してみるのも重要です。