CAUTION!

 釣りをしていて掛かって来る魚は全てが安全ではない。それは当然知っている方がほとんどだろうが、釣りを楽しむにはあらためてしっかり把握しておきたいところ。初心者は特に参考にして注意を!

 

ハオコゼ

キス釣りやアラカブ(カサゴ)などを狙っていると時折交じって釣れて来ることがある魚。色味が似ているのでアラカブに間違えやすいので注意。

見分ける点は、アラカブより顔がやや小さく、背ビレが頭のすぐ上まで有り大きく飛び出している事。また10㌢未満と小型であるのが特徴。背ビレ以外に胸ビレや尻ヒレにも毒棘がある。

毒棘を処理すれば美味しい魚だが、小さいためさばくのが難しいので慣れない方にはあまり食用にはお薦めしない。

その他、オニオコゼなどグレー色のものも含め、オコゼ類が釣れたら無闇に触らないように注意。

※刺された時の対処…バリ同様タンパク系の毒なのでお湯で患部を暖めて痛みを緩和させ、その後消毒などの処理する。

 

 

ゴンズイ

ナマズの仲間なので口ひげがある1220㌢程の魚体、黒に近い焦げ茶に頭から尻尾に2本の線が入っている。

砂地の堤防や小磯などで釣れて来やすく、数十匹の群れで団子状になって回遊する姿が見られる事も。背ビレと胸ビレに毒棘があり、ハリを外そうとして迂闊に握ってしまったり釣り上げて振り回したりして体に触れたりすると危険。

刺されると激しく痛んで患部が赤く腫れ、重傷の場合は患部が壊死してしまう事もあるので注意。

※刺された時の対処…バリやオコゼ同様タンパク系の毒なのでお湯で患部を暖めて痛みを緩和させ、その後消毒などの処理する。

 

ミノカサゴ

大きな胸ヒレが綺麗な魚。磯際などで見かける事は多いもののハリ掛かりすることはあまりないが、もし釣れてしまったら、毒棘のある背ビレ、胸ヒレに触らない事。刺さると赤く腫れてひどいとめまいや吐き気などの症状が出る。

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