3月に入り春分の日を迎える頃になると、投げ釣り師が待ちわびていたキスの投げ釣りシーズンが開幕します。
超人気のキスとはどんな魚なのか？
日本近海には数種類のキスが生息していますが投げ釣りのターゲットになるのはシロギスです。シロギスは最大で30cmほどにまで成長しますが、主にターゲットになるサイズは15cm~25cmまでです。25cmを超えればランカーサイズといっていいでしょう。
キスは比較的高水温を好む魚で3月~11月いっぱいくらいが釣期となります。「ちいさな大物」や「サーフの女王」などと言われ投げ釣り師の間では超人気魚種です。釣り具メーカー主催のキス釣りトーナメントなども行われています。
キスはどこで釣れるの？
キスが好んで生息するのは水深3m~20ｍまでの砂地底です。砂地底から10cm~20cmくらいのところをエサを探しながら回遊しています。主に海底から顔を出しているゴカイなどの多毛類を捕食しています。砂利底や砂泥底にもいるにはいますが数は多くありません。
外海に面したところよりもやや内湾よりの潮通しのよい場所を好む傾向にあります。地元の釣具店などで情報を集めるのが一番ですが、下記のような場所で海底が砂地であればキスが釣れる可能性は高いと思われます。
投げ釣りでキスを狙うのに最適な場所は砂浜です。ただし砂浜の場合は足元では水深がないので少々遠投力が必要です。ちょい投げで釣るなら堤防や波止などが足元からそれなりに水深もありおすすめです。そのほかにも大きな川の河口や、砂地混じりに岩場が点在している地磯などは大型のキスが狙えます。
キスの釣り方は投げ釣りが楽しい！
キスの釣り方は投げ釣りがおすすめです。釣れる楽しさはもちろんですが、大海原に向かって投げ竿で仕掛けを投げる爽快感も最高です。本格的な投げ釣りタックルを使うベテランの投げ釣り師は200ｍ近く遠投することもできます。
次回はこれから投げ釣りを始めるかたのためにタックルの紹介をしていきます。
