ハードロックフィッシュで使われるオフセットフック
ハードロックフィッシュでのオフセットフックは釣りをするポイントやシチュエーションにより異なります。とくにフックの軸の太さは重要な部分です。
港内は細軸から中軸
港内は比較的ストラクチャーが少なく、それほど強引なやり取りは必要ありません。それに加え漁港は足場も良くエントリーしやすいので、釣り人が多く魚へのプレッシャーも常に掛かっている状態で、ショートバイトが多いです。
この2つの状況を考慮するとフックは、刺さりが良い細軸から中軸を使用するのがおすすめです!
磯場やテトラ帯は太軸
磯やテトラ帯では太軸のオフセットフックがおすすめです。ストラクチャーが多くて根に潜られないように強引なやり取りが必要なので、太軸ではないと伸ばされてしまいます。
ナローゲイブとワイドゲイブ
オフセットフックにはゲイブの広さが異なるナローゲイブとワイドゲイブがあります。ワームの厚みによって選択しましょう。
ナローゲイブ
ナローゲイブはゲイブの幅が狭いタイプで、扁平タイプのワームやストレートワームと相性が良いです。逆にバルキーで厚みのあるワームに装着するとフッキングに必要なゲイブ幅が確保されないので、フッキング率が落ちます。
ワイドゲイブ
ワイドゲイブはゲイブ幅が広いタイプで、バルキーワームとの相性が良いです。逆に扁平で薄いタイプのワームにワイドゲイブを装着すると幅が大きすぎてフッキングの妨げになったり、根掛かりが増えてしまう可能性があります。
針先の向き
オフセットフックには針先の向きが内側に向いているものと外側に向いているものがあります。根掛かり回避性能を重視するのか、フッキング性能を重視するのかで選択していきましょう。
針先が内向きのフック
針先をワームの中に隠すことができるので、根掛かり回避能力が高いです。ストラクチャーをタイトに攻めるときにおすすめです。
針先が外向きのフック
フッキング性能が高く、瞬時に掛けることができますが、針先を隠すことが出来ないので根掛かりが多くなります。ストラクチャーが少ないオープンフラットなポイントやスイミングアクションをするときにおすすめです。