皆さんは釣ってきた魚はご自分で捌いていますか?釣り人のインスタグラムなどを拝見しているとご自分で捌いた魚料理をアップしている方も多いですね。

私も釣ってきた魚は自分で捌いていますが、先日長らく研いでいなかった柳刃包丁に刃こぼれが多数あったので研いでみました。

 

今回は刃こぼれがなくなるまでしっかりと研ぐために砥石は荒砥石の400番、中砥石の1000番、最後に仕上げ砥石の3000番を使用しました。

 

今回の包丁を研いだ手順

1、はじめに使用する全ての砥石を水に浸けて水分を浸透させておきます(15分~20分)

2、包丁を砥石に対して斜めに45度くらいの角度に当てます。400番の荒砥石に包丁のシノギの部分をぴったりあてて30回~40回研いで根元から刃先に徐々に研ぐ場所を移動させる(同じ場所だけを研ぎすぎると刃のラインが歪みます)

 

 

3、カエリが出たら裏面を1000番の中砥石で研ぐ。裏面全体をぴったりと砥石にあてて軽く5~6回研ぐ。

4、再び荒砥石でシノギを研ぐ→カエリが出たら裏面を中砥石で研ぐ

 

 

5、1から4の過程を4回ほど繰り返し、次は1000番の中砥石で1から4の作業を2回繰り返します。

6、最後に3000番の仕上げ砥石で1から4の作業を1回行って終了です。

 

今回は刃こぼれを無くすために荒砥石の1~4の工程を多くやりましたが、切れ味を良くするためだけなら荒砥石は使わず、中砥石だけでも十分切れ味は蘇ります。皆さんも包丁の切れ味が悪くなったと感じたら是非お試しください。

 

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